明日8月3日から、初の裁判員裁判
明日から、全国初の裁判員裁判です。
呼出状を受け取って、その時点で辞退の申し立てをしなかった(あるいは辞退が認められなかった)候補者は73人だそうで、明日朝、東京地裁で、この中から、6人の裁判員と3人の補充裁判員が選ばれる予定とのこと。 73人とは、予想よりかなり多いですね。 明日、裁判員に選ばれなかった64人の人は、午前中でお役ご免。 日当もたしか半額のはず。 「仕事を休んで行ったんだろうに、そこではいさよならって、ないよな」 と言う知人もいますけど、当日、裁判所に行った人は、裁判員に選ばれなくても、 もう、今年、別の事件の候補者に選ばれることはないわけで、 さらに、もし来年、また、大当たりの確率で候補者に選ばれても、 前年に選任の当日に裁判所に行ったということが辞退理由になるので、 私は、あんまり裁判員になりたくないと思ってる人だったら、「ラッキー」だと思います。 さて、対象となる事件は、今年5月、足立区で整体師の女性が殺された事件で、 殺人罪に問われているのは72歳の男性。 弁護側によれば、被告は起訴内容を認める方針だそうで、 公判では、殺意の程度や情状酌量あたりが争点となるもよう。 「殺意の程度」って、ホントに、ようわからんです。 「被告人には殺人の故意がありません」なんて、ドラマとか小説で知る程度の話ですけど、弁護人が「殺す気はなかったんだ」って弁護することがあるじゃないですか。 で、たとえば検死の結果、致命傷となった傷の深さとか、角度とかで、 「故意だった(意思があった)」とか、「未必の殺意があった(必ず殺してやろうと思ったわけではないが、死んでしまうならそれも仕方ないと思って刺した)」なんてね。 こういう裁判用語みたいなのを、日弁連(日本弁護士連合会)が、裁判員制度の施行に向けてまとめたものがあって、興味深いですが、難しいねえ。 判決後には、任意で、裁判員の記者会見が予定されているんですって。 どういう記者会見になるんだろ。 顔は出さないのかな。 これまた興味津々。 ともあれ、見守りたいと思います。
by ririe_ex
| 2009-08-02 20:49
| 時事ネタ系
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