ケヤキの梢を見上げながら

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バレエ;「いのちでんでんこ」と「マリーアントワネット」

昨日、バレエ協会の「Balletクレアシオン」を観に行ってきました。

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「Balletクレアシオン」って耳慣れない響きだったんだけど
私の子どもの頃からある「バレエフェスティバル」がこれになったそうで、
文化庁の助成を受ける公演という意味では同じだけど、とくに若手の振付家を育てるという意味合いを強くしたようで、「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」という堅苦しいサブタイトルもついてます。


古典じゃない「創作」のバレエは、うわ~って感動するか退屈で舟を漕いじゃうか^^;当たりはずれが大きいのであんまり観に行かないんだけど(スイマセン・・・)

振付やらレッスンやら、たいへんお世話になっていた江藤勝己先生が、「念願だった!」とおっしゃる「マリー・アントワネットを題材にしたバレエ」を上演されるというので、観に行かせていただきました。

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マリー・アントワネットと言えば、私のなかでは池田理代子さんの「ベルサイユのばら」。
オスカルとアンドレだけじゃなく、きっと、私たちの世代は、「ベルばら」のおかげで世界史の「フランス革命」をすんなり理解できたんだと思うし、

マリー・アントワネットやルイ16世に対する私の印象も、「ベルばら」で植え付けられたものだと思う。

おまけに、いまだに、アントワネットと恋に落ちたフェルゼンのことなんか、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンってフルネームが言えるもんね(笑)、
子どもの頃の記憶ってやっぱすごいわ!



今回の勝己先生の作品は、アントワネット・ルイ16世・フェルセン (池田理代子さんはフェル「ゼ」ンって濁音だったけど、勝己先生のプログラムには「フェルセン」と濁ってなくて、調べたら、Hans Axel von Fersen、フェルセンのほうが一般的みたいね。ってなわけで、以下、フェル「セ」ン!) 、「3人の愛の関係に的を絞って」振付をされたそうで、
ほんとうに、3人がいきいきと描かれて、素敵な作品でした。


酒井はなさんのアントワネット、山本隆之さんのフェルセンはもちろん、
群舞を踊る皆さんも、すごく鍛えられた踊りで、
やっぱりバレエってすごいなあと、思いました。


群舞ではとくに、パリの群衆が圧巻で、
嵐が丘の強い曲調に乗って、勝己先生らしい、身体全部を使ったテンポの早い群舞は、見応えがありました。今の私が真似したら、バキバキ、筋を違えちゃいそうだったわ!
素晴らしかった。


そして、
グループアラベスクの公演でいつも拝見する、日本舞踊の五条珠實先生の演じるルイ16世が、まさに私のイメージするルイ16世にぴったりで、サイコーでした。

「ベルばら」での、ルイ16世が、
自分は太っていてダンスもできなくてアントワネットを楽しませることができない、アントワネットがフェルセンと恋におちるのも仕方がない、と、、、
それでも「愛しているのだよ」と涙するシーンを彷彿してしまった。

素晴らしいルイ16世でした。


一つだけ、生意気を承知で、不満を言わせていただくと、
私は、最後のギロチンの大道具は、いらなかったなあ。

最後のシーン、上手奥にギロチン台が出てきて、マリーアントワネットが首を入れてギロチンが落ちるところで照明も落ちるんだけど、
あのギロチン台を見せられたことで、そこまでの壮大な物語が、舞台の上の作り物に、縮小されちゃったような、急に目を醒まされちゃったような、そんな感じがしちゃいました。
後ろ手に縛られたアントワネットが高いところに登っていくだけで十分伝わったんじゃないですかね~。
そこだけちょっと、不満でした。
すいません、生意気なことを!




さて、
もう一つ、
前田新奈さん振付の、「いのちてんでんこ」も衝撃的でした。

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新奈さんは、以前、レオタードの発注のことでやりとりをしたことがあって、
ふふふ、それだけなんだけど、
勝手に密かに親近感を感じて応援している方なのです。


タイトルの通り、東日本大震災をテーマにしていて、
ほとんど「演劇」のような、
でも、ダンスは素晴らしく、
なんだかもう心臓がどきどきするような、
そんな作品でした。


音楽は前川十之朗(MAEKAWA Juujiro)さんと書いてあったけど、
♪いのちてんでんこだよ~♪
っていうフレーズが頭に残ってしまって、ちょっと調べてみたら、
YouTubeに、こんなTrailerがあった!





さらに、最後の、佐藤祐基さん、長瀬智さんと、前田新奈さん本人が踊る
「鹿神楽三人衆」は素晴らしかった。、
太鼓を持って踊るダンスは素晴らしかった。

あんな大きなものを叩きながら、あんなに踊るって、スゴイ!
いやあ、やっぱ、ほんと、バレエダンサーってすごいわ!

って、
これも、まったく同じじゃないけど、動画があった!




すごいね~。
ますますのご活躍を期待しています!



ま、
そんなこんなで、

やっぱ、バレエってすごいな~って
鍛えられた肉体ってきれいだな~って
しみじみ思った久しぶりのダンス鑑賞でした!
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by ririe_ex | 2013-11-10 20:00 | 踊り関連 | Comments(0)

浅田次郎さんの『民子』はマルハのCM本だったのね

この間、これ、読みたいって書いてた、浅田次郎さんの『民子』、
お友達が「図書館にあるよ~」って教えてくれたので、
会社の近くの図書館に行って、借りてきました!

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定価は1,500円だった。
絶版になると、あんな価格が、ついちゃうのね。



・・・と、

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あら、これ、マルハのペットフードのコマーシャル本だったのね!





創立十周年記念に「小説家が原作を書いたCMを作りたい」と、
浅田次郎さんに依頼をしたんだそうだ。
「書き下ろしCM」なのね。

浅田さんは依頼を受けて、3題の、猫にまつわるショートストーリーを書き下ろされたそうで、
そのなかからこの『民子』がCM化されたんだそうです。
あとの2題、『ポスト』と『キャラとトモコ』も、本には収録されてます。



猫好きの浅田次郎さん、この本の「あとがき」ふうに、
「私は猫である」っていう文章を書いていらっしゃる。



 私は猫である。
 シャレではない。漱石は人間だから、猫の目から見た風刺小説を書いたのだが、私は猫なのでそういうことは思いもつかない。
 むろん外見は人間に似ている。人間の言葉は自在に操るし、知能もさほど劣ってはいない。だから私を知る人はみな、私を人間だと信じて疑わない。
 しかし私は猫なのである。ふつうの猫よりもいくらか器用なので、小説を書いたり馬券を買ったりする。葱を食っても中毒を起こさず、ときどき人間の女と恋に落ちたり、お上を欺いて運転免許証の更新をしたりする。
 当然、メンタリティは完全なる猫である。人間に阿らず、協調性はてんでなく、弱い者いじめをよくし、何をするにもてめえ勝手である。オヤジのくせに妙にきれい好きで、暇さえあれば身繕いをし、デブのくせにすばしこい。周囲の心配などお構いなしにしばしば所在不明となるが、やがて何事もなかったようにひょっこり帰ってきて飯を食う。
 好みは断然魚肉である。魚と見れば骨も頭も余すところなく食い尽くし、ときには吐くまで食う。
 いつでもどこでも寝る。そのくせ寝起きはきわめて良い。
 ことに人間が怖がるくらいの高い場所に行くと、かえって身の安全を感じて気持ちが落ち着く。たとえば遊園地の大観覧車などには、飽きもせず何周も乗る。
 こういう私が人間であろうはずはないのである。だから只今同居中の九匹の猫たちとは、実に仲良くやっている。彼らだけはけっして私を人間だなどとは誤解せず、同種同類の猫として付き合ってくれる。
 猫として幸福な日々である。唯一の身の不幸は、私ばかりがすこぶる長命なので、多くの仲間たちを送らねばならないといいう免れえぬ宿命だけであろう。
 誰が何と言おうと、私は猫である。




さすが、猫のことがよくわかっていらっしゃる。


ふふふ、いま、人間だと思ってつきあっている人のなかに、
ほんとは犬だったり猫だったりする人が、いたりしてね。


私は・・・
ま、きっと、人間だな~(笑)
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by ririe_ex | 2013-11-09 23:23 | Books | Comments(0)

迷い犬くん・アモちゃん、お誕生日ケーキですって!

以前、忽然とうちの庭に現れた迷い犬くん


お知り合いのバレエの先生にもらっていただいて、もう5年ですって!

先生のおうちに行った11月6日をお誕生日として、
今年はこんなケーキでお祝いしてもらったんだって!

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まあ、ほんとに、先生のおうちのコになれてよかったね~。
このォ、幸せモノ!

ますます元気に幸せに、過ごしてくださいね!
おめでとう! アモちゃん!
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by ririe_ex | 2013-11-08 23:43 | 身の回りの出来事 | Comments(0)

石蕗(ツワブキ)にちょうちょ!

風もないのに、お庭のツワブキが不自然に揺れてる・・・

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・・・と思ったら、
花びらが飛び立った!

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なんと、黄色いちょうちょが、ツワブキの花にとまっていたのでした!

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季節外れのちょうちょって思ったけど、
秋のちょうちょっていうのもいるのね。
しかもこの「キチョウ」は、秋になると模様が変わるちょうちょらしい!

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ふふふ、
キチョウなものを見ちゃったかしら!041.gif
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by ririe_ex | 2013-11-02 15:20 | 身の回りの出来事 | Comments(0)



すぐ忘れちゃうから、忘れたくないことを、書きとめておこうかと思って… (^^ゞ
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