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ケヤキの梢を見上げながら

「犬と私の10の約束」

犬と私の10の約束」という本のご紹介です。

これってもしやと思って買った本なのですが、やはり、そうでした。
(なんのことやら…(^^ゞ)

最初の出会いは、2004年の10月頃、新宿、Toolsで出会ったカレンダーでした。
このときは単に、犬猫写真にひかれて、ただ気に入って買って、
1枚ずつ、切り取りながら捨てがたく、使われていない和室の、ちょっと汚くなったふすまに、ぺたぺた貼っていたのでした。

「犬と私の10の約束」_c0145920_1542716.jpg


そして、よくよく見ると、各月に書いてあるコメントが、なかなかよい!
ん、2月~11月まで、1~10まで、なにやらペットに接するための教訓のようです。

1. My life is likely to last ten to fifteen years.
  Any separation from you will be painful for me.
  Remember that before you buy me.

2. Give me time to understand what you want of me.

3. Place your trust in me-it's crucial to mywell-being.

4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment.
  You have your work, your entertainment and your friends.
  I have only you.

5. Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words,
  I understand your voice when its speaking to me.

6. Be aware that however you treat me, I'll never forget it.

7. Remember before you hit me that I have teeth
  that could easily crush the bones of your hand
  but that I choose not to bite you.

8. Before you scold me for being uncooperative, obstinate or lazy,
  ask yourself if something might be bothering me.
  Perhaps I'm not getting the right food,
  or I've been out in the sun too long,
  or my heart is getting old and weak.

9. Take care of me when I get old; you, too, willgrow old.

10. Go with me on difficult journeys.
  Never say, "I can't bear to watch it, or,
  "Let it happen in my absence."
  Everything is easier for me if you arethere. Remember, I love you.


翌、2006年も、同じカレンダーを買いました。

「犬と私の10の約束」_c0145920_23375.jpg


そして、気づきました、書いてあるコメントが、去年のカレンダーと同じだと。

調べたら、「犬の十戒」っていうのがあって、「千の風になって」と同じように作者不詳で、
ひそかに流行っていると。

で、2007年もこのカレンダーを買いたいと思って、2年連続で購入した店に行ったのですが、「今年は入ってきていない」とのこと。でもどうしても欲しくて、カレンダーに書いてあった“ORRB CO.,LTD.”に電話をして聞いたのですが、「今年は作っていないんです」とのことで、ほんとに残念だと思いました。

それが、この本の「10の約束」です。
犬との10の約束」なんていう本もありました。

最初に紹介した「犬と私の10の約束」に出てきた「10の約束」は、かなり簡単に日本語化してありますけど(それによって多少ニュアンスが違うのはヤですが)
なんにせよ、この「十戒」を元に物語を作った本なんでしょうかね。

ちょうど、出てくる犬が、ウチの、父と母の最後の愛犬だったミトンと同じゴールデンレトリーバーで、お父さんやお母さんの言動にも心を打たれて、泣きました。
今年3月には映画化もされるそうです。

とにもかくにも、犬でも猫でも、動物を飼う人には知ってほしい「十戒」です。
気が向いたら、で、泣いてもよかったら、ぜひ読んで欲しい1冊です。

しか~し、やっぱ、この本に出てくる「10の約束」はあまりにも簡略化されています。
「犬の十戒」として記されている訳も、ごめんなさい、ビミョーに気に入らないので、わたし語で、「十戒」、記させてください。


1. 私の一生は、10年、長くても15年くらいです。
  だから、ほんの少しの時間でも、あなたが私から離れてしまう時間があることは
  辛いんです。私を飼ってくれるなら、どうぞ、そのことを忘れないでくださいね。

2. 私は、あなたが私にどうしてほしいと思っているのかをわかろうと思ってるんです。
  でも、ちょっと時間をください。あせらず私をみていてください。

3. 私を信じてください。
  あなたが私を信じてくれているということが、私にとってはとっても大事なことなんです。

4. 私がなにかあなたの気に入らないことをしたとしても、
  それをいつまでも怒っていたり、何日にもわたって罰を与えたりしないでください。
  あなたには仕事もあるし、ほかに楽しみもあるだろうし、友達だっているでしょうが、
  私にはあなたしかいないんです。

5. いつもいつも、私に話しかけてください。
  言葉はわからなくても、あなたが私に話しかけていることはわかります。
  そして、あなたの声の調子によって、きっとあなたの気持ちが理解できると思います。

6. あなたが私に対してしてくれた一つ一つのことを、私はけして忘れません。

7. 私をたたこうと思うほどあなたがなにか怒っているとき、思い出してください。
  私がその気になればあなたの手の骨をかみ砕くことだってできるのに、
  けして私はあなたにかみつくことはないということを。

8. 「言うことをきかない」とか「頑固だ」とか「怠け者だ」とか怒る前に、
  そうなる理由、なにかあなたに従えない理由がないか、ちょっと考えてみてくださいね。
  たとえばご飯をくれていないとか、日陰もない場所に放置しちゃったとか、
  または、あなたが思っているより、私が年をとって弱くなっているとか…。

9. 私が老いても、いつまでも同じように、私の世話をしてくださいね。
  あなたも同じように年を取るのですから。

10. 私が逝くときにはそばにいてくださいね。
  「みていられない」とか「私がいないうちに逝かせて」なんて言わないでくださいね。
  あなたがそばにいてくれれば、どんなことでも、より楽になるんです。
  忘れないで、私はあなたをほんとうに愛しています!



…、とこれを書きながら、また泣いてしまった。
by ririe_ex | 2008-01-03 03:43 | 思い出遺し系
<< あっという間の三が日… オシム監督復帰はないですかねえ >>



すぐ忘れちゃうから、忘れたくないことを、書きとめておこうかと思って… (^^ゞ

by ririe
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