1日付のイタリア紙レプブリカは、同国フィレンツェの世界遺産登録地区にある大聖堂の壁に落書きした常磐大高校の野球部監督が解任された問題について「休みの日でも、地球の反対側にいても(落書きは)許されない」と日本の処分の厳しさを指摘する特集記事を掲載。同紙は「(監督の)男性は(高校職員の)職も失いかねない。(日本では)間違いを犯した人間に対し哀れみはない」とも伝えた。
いやあ、最初の○○短大の落書きのとき、
「これできっと、落書きチェックする人が出て、いろいろ出てくるんだろうねえ」
と思ってたんですが、ついに、野球部監督解任まで出て、
私自身は、どこであろうと、「落書きしよう」という気になったことがなくて、
落書きしちゃうっていう気持ちはわかんないんですけど、
んで、もちろん、それが文化財であれ、ご近所の塀であれ、よくないことだと思いますけど、
でも、この騒ぎ方は、毎度のことながら、ヤな感じです。
イタリア紙レプブリカ、この特集のトーンっていうか、全体像はわかんないけど、
“キビシイ”ことに皮肉っぽいってことですよね。
大聖堂も「みんな落書きはするんだから、修復の予算をとってますから」っていう感じだし、
イタリアって、私はサッカーでは、大好きな国ですが、きっと、生活観とか価値観とか、
全然、違うんだろうなあと、痛感しました。
ある意味、イタリア側からすれば、「日本って全然違うんだなあ」ってことですかね。
で、落書き騒動はベルリンの壁にも飛び火。
日本人による世界遺産の「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」(イタリア)への落書きが次々と判明するなか、人気お笑いコンビ「おぎやはぎ」が歴史的な文化財であるドイツ・ベルリンの壁に落書き(サイン)していたことが2日、明らかになった。
とのこと。
こちら、ドイツの反応は、
ベルリンの壁は、現在も多数の落書きが書き残されているが、在日ドイツ大使館の担当者は「ベルリンの壁は、市及び州の文化財保護法によって守られているもの。(落書きは)法律的に違反であり、良くないことに変わりはない」と不快感をあらわにしている。
とのことで、なんか、やっぱり、ドイツの感覚のほうが日本に近いんですかね。
イタリアみたいなのいいなあって憧れるけど、ドイツのほうが“なじみ”があるってことかなあ。
マルディーニとかネスタとかガットゥーゾとか
(イタリアのサッカー選手です)は、このニュース、どう思うんだろう。
ドイツは、バラックとかクローゼとか、いや、もっと若いと違うのかなあ、
じゃあシュバインシュタイガーとかポドルスキーとか
(こちらドイツのサッカー選手です)、どう思うのか聞いてみたいなあ。
あれ、イタリアで若い選手が挙がってない…。
えっとじゃあ、アクイラーニとか、キエッリーニとか…、えっと、ミランだったらパロスキにでも…。