ALS(筋委縮性側索硬化症)、ボルゴノーヴォの訴えです
ステファノ・ボルゴノーヴォ、ミランとフィオレンティーナで活躍した“元FW”。
彼は、ALS(筋委縮性側索硬化症)なのだそうです。 ALSは、体中の筋肉が侵される難病で、まだ治療法がありません。 知人にALSで亡くなった方がいるんですけど、 その方のご葬儀のときの文章を見ると、“数万人に一人”の難病で、 どの筋肉から動かせなくなるかは症例によって異なり、 そこまでの経過はどうであっても、「心臓の筋肉が侵されたときが、死ぬときだ」と 当時、教えていただきました。 そのボルゴノーヴォ、現在44歳、 これまで、AlSによる闘病中であることを一切公開していなかったそうですが、 今年、9月5日、この難病をもっと多くの人に知ってもらって、治療の研究が進むように、 という思いから、自分の、“人工呼吸器をつけ”て、“まぶたの動きを読み取ってくれる機械なしでは意思を伝達出来ない”姿を公開し、 昨日10月8日、かつてミランとフィオレンティーナでプレーした往年の名選手たちが集結し、ステファノ・ボルゴノーヴォ・チャリティーマッチが開催されました。 nanaさんが、すごく詳細な“いいこと”を書いてくださっているので、 詳しく知りたい方はnanaさんの記事、 FORZA STEFANOとバッジョは『彼は現代の英雄だ』と言ったを見てください。 ゲームは、ミランの黄金期のDF陣、タッソッティ、コスタクルタ、バレージ、マルディーニ、中盤はアルベルティーニ、エメルソン、アンブロジーニ、さらにはドナドーニにマッサーロとロナウジーニョの2トップ…と、すごいメンバーで行われたようで、結果は4-1でフィオレンティーナの勝ちだったようですが、そんなことはどうでもいいですかね。 観客席にも、イタリア代表のリッピ監督をはじめ、代表の選手たちや、ほかにもとにかくたくさんの人が来ていたらしい。 今回、初めて知ったんですが、ALSって、 サッカー選手の発病率は3万人に43人と、すっごく高いのだそうです。 その理由は、「芝生へ散布される薬剤が原因ではないか」という説はあるそうですが 未解明とのこと。 マルディーニは「チャンピオンズ・カップ準決勝、バイエルン×ミラン戦のロスタイム、勝ち抜けを決めたボルゴノーヴォの得点はマルディーニのアシストによるものだった」と、語ったそうです。 マルディーニなんかにとっては、すごく身近な出来事なんですね、 このチャリティマッチは。 ALS、恐ろしい病気です。 ボルゴノーヴォさんが、こうやって、自ら公の前に姿を現して訴えた、その気持ちが、 たくさんの方に伝わるといいなと思います。 ほんの、小さな私のブログからも、サッカーに関係なくてこのページを見に来てくれる誰か一人にでも、ボルゴノーヴォさんの気持ちが伝わったら幸い!
by ririe_ex
| 2008-10-10 03:34
| スポーツ観戦系
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